ターメリック（パウダー）

縁の下の力持ち「神聖な土」ことターメリック

---

アナンのこだわり

アナンではスパイスの鮮やかさと香りを大事にしているので、香りが良く、鮮やかなターメリックを選ぶようにしております。
鮮やかな黄色は料理をより華やかにしてくれますし、香り豊かなターメリックでご飯を炊いたり、温めたミルクに入れてゴールデンミルクを作ると幸せな気持ちになります。
ターメリックは他のスパイスとスパイスの間を取り持ってくれるような役割もしてくれるので様々なスパイスを活用してカレーを作るときもより香りが良いターメリックを選ぶことでその他のスパイスも更に引き立ってきます。使うスパイスの香りが良いと料理の味も更に良くなります。

このターメリックを食べるためにインド料理は発展していったのではないかと思うほど、インド料理には必ずと言っていいほど入っているターメリック。
効果効能ももちろんありますが、良い香り、鮮やかな色のターメリックを選んでいただけるとカレーやスパイス料理の底を支えてくれる土台がよりしっかりとしてきて料理が楽しく、美味しくなっていくと思います。

---

ターメリック（パウダー）とは？

インド料理で頻繁に登場するスパイスの一つでショウガ科の仲間。
土の中に育った根の部分を乾燥させて粉末状にしたもの。少し苦味があり、オレンジ色に近い黄色をしています。

ターメリックは紀元前5000年前のアーユルヴェーダの文献に登場するほど歴史は長く、ターメリックという言葉はもともとラテン語の「TERRA　MERITTA」が語源だとも言われ、直訳すると「神聖な土」。そのたくさんの効果効能から薬用、食用としても重宝されてきました。染料としても使われたり、ターメリックで染めた黄色が魔除けや神聖なものとして宗教的な儀式にもよく登場します。
世界中のターメリックのうち約８割をインドで生産しているほど、インド料理には欠かせないターメリック。インド各地で作られておりますが、南インドが生産量としては多いです。

カレーの独特の色を出してくれるのはもちろんですが、カレーパウダーなどと一緒にブレンドされていることや、そのほかのスパイスと一緒に使うことで全体の調和やバランスをとってくれたりもします。
苦味が素材の甘みや旨みといった美味しい味を引き出してくれます。ターメリックがなくてもカレー味を作ることはできますが、ターメリックがないとどこかバランスが取れてないような味わいになりがち、入れすぎると苦味が出すぎてしまうけど、ほんの少し入れておくとスパイス料理が更に美味しくなります。
他のスパイスも食材もより引き立ててくれるまさに縁の下の力持ち。わかりにくいところで頑張ってくれています。

---

データで見るターメリック（パウダー）

独特の苦味があるがほんのり爽やかさや酸味も感じらます。入れすぎると苦く、粉々しくなってしまうが程よく入れることで苦味だけではない深みを感じることができます。

---

ターメリック（パウダー）の使い方

ちょっとした炒め物から、温めたミルクに加え甘くして飲むのもとても美味しいです。
独特の黄色みを活かして料理やドリンク、デザートにも使える。熱した油にナッツや生姜の千切りを炒めてターメリックを少し加えそれでご飯を炒めたら美味しく香ばしいターメリックライスに。そこにレモンを絞ったらレモンライスにもなります。
ターメリックとコリアンダー、レッドペッパーとクミンシードがあれば様々なカレーをスパイスから作ることもできますし、ターメリックとレモンを魚や肉などにまぶしておくと香りづけ、臭み消し、色付けにもなります。
ひよこ豆の粉（ベッサン）とターメリック、水で溶いたものを衣に揚げ物を作るのも美味しいです。

何千年も前から多様に使われてきたターメリック。ここには書き切れないくらいあるので少しずつレシピなどを通して紹介していきたいです。
インド料理やカレー以外でしたらポテトサラダ、お味噌汁などに入れる方もいらっしゃいます。

---

食品としての一般的な効能

ターメリックに含まれているクルクミンが特に体に良いと言われています。

体を温めたくれたり、消化を助けてくれたり、殺菌効果があったりと数え切れないほど様々な効果効能が期待されているターメリック。アーユルヴェーダや東洋医学でも推奨されていることから少しずつとると良いのだと思います。
ターメリックが体に良いことを昔からインドの人にとは知っていて、その体に良いターメリックをいかに美味しく体に摂取していこうかと試行錯誤していった歴史がインド料理の歴史の一つだとも思っております。故にインド料理ではターメリックが色々な料理に必ずといって良いほど入っているのではないでしょうか。

豆を煮るときも、じゃがいもや野菜を炒めるときも、魚や肉をマリネしておくときもターメリックを使います。習慣のようにもなっていますが、きっと何千年という歴史が実証してくれているのでしょう。

---

重量・サイズ

内容量	55g
横幅	90mm
高さ	147mm
奥行き	20mm

---

原材料・原産国

ターメリック	インド

---

ターメリック（パウダー）の保存方法

直射日光を避け乾燥した冷暗所に保存し、開封後はなるべくお早めにお召し上がりください。