インド料理には欠かせないスパイスの1つ。
カレーの香り、味を一層引き立ててくれます。
肉料理にも相性が良いので、下味や味付けとしても使ってみてください。
- クミンとは
スパイスでクミンというとそれはクミンシード、つまりは種のことなのでクミンもクミンシードも同じものです。厳密にいうとこれは果物なのですがこの粒をそのままもしくは粉末にして料理に使います。
古代エジプト文明の時代から使われているスパイスで、現在の食卓に塩とコショウをテーブルに置くように昔はこのクミンを置いていたようで、今でも一部の国ではこの習慣は続いています。クミンはエジプト原産のセリ科の植物で、干ばつに強く主に中国とインドで世界の供給量の70%が栽培されています。
- クミンパウダーとは
クミンパウダーとは、クミン(ホール)を粉状にしたものなので、クミンパウダーが無い時にはクミン(ホール)をすり鉢などでつぶせば使用可能です。
クミンパウダーは調理中に鍋に加えることでクミンの香りや風味を出せるので、クミン(ホール)に比べて非常に手軽に使う事が出、また粉末状なので食べる時にも邪魔になりません。
しかし手軽な分クミン(ホール)をテンパリングした時に比べ、香りが早く弱まってしまいやすいです。調理中にクミンパウダーを加える際にはすこしフライパンで炒ってから使うと香りを引き出すことができます。
- クミンの味
クミンの味は少しの苦味しかありません。特徴的なのはその強い香りで皆さんが感じる、いわゆる「インド」とか「スパイスカレー」の香りは主にクミンの香りです。
実際にスパイスを使ったカレーでクミンを使わないものはほとんどないと思います。またクミンシードは、外観がキャラウェイシードやフェンネルに似ていますが、香りは全く違います。
- 含まれる栄養素とその効果・効能
ビタミンB群 (食べたものを栄養に変え、健康をサポート)
ビタミンE (強い抗酸化作用を持つ。若々しくいたい方へ)
クミンはセリ科の植物です。セリは例えば七草粥に使われる植物で、こちらもお正月に御馳走を食べ過ぎた胃を休める為に効果的と言われます。
容量:55g(パウチ)
原材料:クミン