『鎌倉のケーキ屋さん、スパイスを学ぶ。最終話』 – POMPON CAKES × メタ・バラッツ(4/4)

鎌倉のケーキ屋さんとスパイス商が、お菓子づくりとスパイスの新しい関係を探る企画が始まります。

きっかけはPOMPON CAKESの立道嶺央さんが、雑貨と食品を扱う姉妹店をリニューアルした時のこと。
お店で販売するスパイスについて立道さんがスパイス商のメタ・バラッツさんに相談しました。

「もっとスパイスって日常的に使ってもいいよね」とか、
「興味はあるけど、いざ使うとなると難しいんだよね」とか。

もともと立道さんもスタッフの皆さんも、カレーやスパイスが好き。
バラッツさんにもっとスパイスの事や、インドのスイーツまで教えてもらったらいい学びになるのでは!と考え、この企画が生まれました。

アナン株式会社 メタバラッツさん(左)と、POMPON CAKES BLVD 立道嶺央さん(右)

第1回はこちら

第2回はこちら

第3回はこちら

オリジナルケーキのレシピを作った立道さん
今回はそのケーキを鎌倉・極楽寺にあるアナン邸のバラッツさんの元に持っていきます。


最終話  オリジナルケーキが出来ました!

ヨーグルトラドゥケーキの完成

POMPON CAKES BLVDから同じく鎌倉の極楽寺までは車で20分ほど。
完成したケーキを持って、立道さんがアナン邸を訪れます。

保冷ケースから取り出したケーキがこちら。
「ヨーグルトラドゥケーキ」です!

お皿はバラッツさんと立道さんの友人でもある、陶芸家豊田麗さんからお借りしました。ホームページはこちら

今回考えた「ヨーグルトラドゥケーキ」について

立道:
今回は チーズケーキの作り方をベースに、 インド料理屋で飲んだラッシーの感じもヒントにして作っています。

一回り小さいラドゥを沢山作って型に敷き詰めているのがポイントです。チーズケーキの土台の部分をラドゥで作るイメージですね。その上にサフランを効かせたヨーグルトを乗せています。

しかもこのケーキ、家でも作れます!レシピのなかでもすごい簡単な方なので、ぜひ試してみてください。


さっそく試食してみましょう!

バラッツ:
凄い!ちゃんとケーキの底に小さいラドゥがありますね。全然想像しない形で仕上がってきました。

バラッツ:
断面がキレイ!ヨーグルトがプルプルしていますね。
この底に敷き詰められている、小さな玉がラドゥですね。

バラッツ:
(実際に食べてみて)あ、いいですね。ラドゥ感もある。すごいおいしい!
ヨーグルト感が先にきて、あとからラドゥが追いかけてくる。
結構丸さも感じますね。

バラッツ:
チャイと一緒に食べるお菓子としても最高!
爽やかさ、ラドゥがきて、最後にチャイであったまる感じ。
今日のチャイはレモングラスを利かせているんですけど、それともマッチしてます。

ヨーグルトはサフランが効いてますね。ラッシーのような爽やかも感じます。

立道:
ラッシーの爽やかさありますよね?!
インド料理屋で飲んだ感じが表現出来て良かった!

このケーキ、ラドゥの部分がしっかりとボリュームがあるので、見た目以上に満足感があると思います。
ラドゥだけだと重くなりすぎると思ったので、ヨーグルトでさっぱり感を演出させているんです。

その場に居合わせたみんなも試食開始!
いただきまーす!

PONPOMCAKESスタッフ:
見た目は全然違うんだけど、しっかりラドゥのごろごろ感がする!
やっぱり下地は手間でも丸めたほうがいいんだね。

編集部:
うちの子ども、卵アレルギーなんですけど食べれますね。
卵入ってないけど、しっかりケーキって感じがする。

立道:
そうそう、このレシピは卵も小麦粉も使ってないんですよ。
ひよこ豆なんで完全グルテンフリーです。卵や小麦粉アレルギーでケーキ食べられない人でも大丈夫だと思います。

編集部:
季節感があっていいですよね。初夏のさっぱりしてる感じ。上に乗っているピンクペッパーも効いてる!


今回の企画を終えてみて

バラッツ:
またこの企画やりたいですね。
とても楽しかったです。

立道:
全くオリジナルケーキ、世の中にないレシピが出来ました!
今回のはインドのお菓子やスパイスなどのラーニングがあるっていうのが、本当に良かったです。

とお2人とも大満足の様子。
新しい発見もあったようで、とても楽しい会でした。


この時の雰囲気からすると、次回の企画もそう遠くなく出来るかもしれませんね。是非お楽しみに。

最後にこのヨーグルトラドゥケーキ、ご自宅でも作れるのでレシピをご紹介してこの連載の結びとします。
全4回と長い連載でしたが、最後まで読んで頂いてありがとうございました。


ヨーグルトラドゥケーキの特徴

作る難しさ :★☆☆(ご自宅で簡単に作れます)
かかる時間 :★★☆(60分。冷やす時間抜き)
材料の種類 :★☆☆(基本のスパイス+ご家庭であるもので作れます。)

インドの家庭のお菓子、ラドゥを食べた立道さんが考えたオリジナルケーキのレシピ。

ヨーグルトの爽やかさとひよこ豆の食感の組み合わせが絶妙です。
小麦粉も卵も使っていないので、グルテンフリーの食事をしている方、卵アレルギーを持つ人も食べれるレシピです。是非お試しください!

材料

ラドゥ

ひよこ豆(ベッサン)

150g

ギー(同量のバターでも可)

65g

バター

10g

ココナッツオイル

12g

粗製糖

78g

少々

ナッツ(アーモンド、カシュー、松の実)

20g(合計)

ドライマンゴー

少々

サフランヨーグルト

ヨーグルト

400g(水切り200g)

牛乳

170g

砂糖

55g

生クリーム

200cc

レモン汁

大さじ3

サフラン(ホール)

少々

ゼラチン

10g

40g

スパイス

[パウダースパイス]
ターメリック(パウダー)

小さじ1/8

ナツメグ(パウダー)

小さじ1/8

カルダモン(パウダー)

小さじ1/8

シナモン(パウダー)

小さじ1/8

作り方(約60分)

1.下準備をする

ヨーグルトはあらかじめ水を切っておきます。

ナッツ、マンゴーははあらかじめ細かく刻んでおきます。 ※ラドゥは直径2~3cmにするので、それに入る大きさが良いです。

2.ラドゥを作る

バターとギーを火にかけ、液体になるまで熱します。

※3回繰り返すので1/3程度ずつが目安です。

溶けたらひよこ豆を追加します。

加熱しながらへらで混ぜ、液体からそぼろのような状態になるまで続けます。

※またギーを足して、ひよこ豆の粉を追加し、混ぜます。

全て混ぜ終わったら、砕いたナッツ、ドライマンゴー、粗製糖を加え更に混ぜます。

氷を敷いたバットにあけ、パウダースパイス(ターメリック、ナツメグ、カルダモン、シナモン)を加えます。

直径2~3cmぐらいに丸めラドゥを作り、ケーキの型に並べていきます。

3. サフランヨーグルトを作る

牛乳を沸騰させないように温め、砂糖を加えます。

弱火にして、細かくしたサフラン、ゼラチンを入れてかき混ぜます。

ボールにあけ、レモンと水を切ったヨーグルトを加えて、しっかり混ぜます。

生クリームを冷やしながら泡立て、ヨーグルトと一緒にします。

4.仕上げ

ラドゥにクランベリーをちぎって乗せ、サフランヨーグルトを加えます。

表面をならし、冷凍庫に30分程度入れたら完成です。

4. 完成

お皿に盛りつけて完成です。是非試してみて下さいね!


レシピに使用したスパイスはこちら

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