清涼感のある芳香、ピリッとした辛みとほろ苦さをもっています。コーヒーや紅茶の香り付けにも多用されたり、インドでは食後にカルダモンの粒を噛み香りのデザートとしても利用しています。サフラン、バニラなどに次いで高価なスパイスです。
- カルダモンとは?
ショウガ科の植物の種子を乾燥させたスパイスです。柑橘類と樹木のすっきりした香りは「上品」とまで言われることがあります。
このように非常に特徴的で香りが突出しているので、「スパイスの女王」や「香りの王様」とまで言われることがあります。
ホワイトもしくはグリーンカルダモンとブラックカルダモンの2種類がありますが、前者がインドと東南アジアで、後者がネパールで生産をされています。
- カルダモンの味
清涼感のある香りとピリッとした辛み、若干の苦みをもっています。但し辛みはそこまで強くないので、カルダモンを使うのはその香りを生かす料理が良いでしょう。ただし少量でも非常に香りが強いので、使う分量に注意が必要です。
- カルダモン(ホール)
カレーに加えて油で低音からテンパリングすれば、カルダモンの涼しげな香りを料理全体に活かすことが出来ます。その他煮込み料理など、いつもの料理に加えても香りが立ち、コクと旨みが増します。その他北欧やインドでは種子を直接噛み砕き、口臭消しとしても使われる習慣があるそうです。
カルダモンパウダー
ガラムマサラにカルダモンパウダーは含まれます。カルダモンコーヒーは中近東やヨーロッパで人気なようです。コーヒーに直接ふりかけて香り付けに使います。他にもヨーグルトにふりかけて楽しんだり、そのままお菓子作りにも使います。
- 含まれる栄養素とその効果・効能
ビタミンB1 糖質の代謝をたすけて、エネルギーをつくり出します。
疲労回復や健康サポートに。また皮膚や粘膜の健康を維持することも手伝います。
容量:30g(パウチ)
原材料:カルダモン
オレンジポークカレー スパイスレシピ#378
オレンジとパイナップルの爽やかさと豚肉の旨みがスパイスと一緒になることによってとても美味しいレシピになりました。
爽やかさをプラスするためにビネガーも少し加えています。ちょっとした手間がカレーを美味しくしてくれるのでぜひチャレンジしてみてください。
鯖缶キーマカレー スパイスレシピ#370
「簡単に本格的」そんな言葉がぴったりなレシピです。鯖缶を使って旨味たっぷりのスパイシーなカレーが作れます。ドライにしてパンにのせたり、パスタと絡めたりとアレンジも簡単で美味しい。ちょっとしたおつまみとしても喜ばれると思います。
きのこのカレー スパイスレシピ#369
きのこの美味しさと深みあるスパイスの香りを楽しめるカレーのレシピです。生クリームを熱したり、カスーリメティ を乾煎りしたりと随所にほかのレシピにも応用できる手法があります。ぜひ作って、スパイスの新たな世界をお楽しみください。
さつまいもチキンコルマ スパイスレシピ#361
インドの古都カクナウ(LUCKNOW)発祥と言われているコルマカレーは当時の貴族や王族に食べさせるためふんだんにナッツや乳製品が使われているのが特徴です。そんなコルマカレーを甘いサツマイモと合わせて考えたレシピです。アレンジ次第では子どもが食べられるようにも作れます。
牛肉とズッキーニのキーマカレー スパイスレシピ#360
深みのあるスパイスとガラムマサラをふんだんに使ったレシピです。牛肉の力強い味にピッタリですが、羊肉(マトン)に変えても美味しくいただけます。これらのスパイスの風味を均一に肉につけるため、挽肉は完全に火が通りパラパラになるぐらいまでしっかりめに炒めてから次の工程に進むことが美味しく作るポイントで