チェティナードチキンクルマのレシピ|濃厚な南インドのカレー

レシピ考案:(アナンスパイス代表)
撮影・編集:Internet of Spice
公開日:2018.08.31
最終更新日:2026.05.23

北インドではコルマと呼ばれるカレーはナッツやヨーグルトなどが入る、リッチな味のカレーです。中村屋の「コールマンカレー」もこのカレーが元になっていて、ニューデリーの南東500km、インド中央部の前首都ラクナウが発祥の地です。当時のナッツはインドで手に入らなかったので、クルマは高貴な人が食べるレシピだったようです。その中でラクナウのクルマをチェティナード風にしたのが今回のレシピです。


料理モード

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材料(4人分)

※本レシピは実際に試作・検証の上、家庭で再現しやすい配合に調整しています。

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食材
とり肉(一口大の大きさ)
400g
玉ねぎ(みじん切り)
1個
トマト(さいの目切り)
1個
1/2カップ
300ml
【ウエットペースト用】
1/2カップ
にんにく
5~8かけ
生姜(みじん切り)
3センチ角
カシューナッツ
8個
ローストチャナダール
小さじ1
青唐辛子
4~5本
スパイスA
小さじ1/2
<a href="https://internetofspice.com/product/fennel-whole/">フェンネル(ホール)</a>
小さじ1/2
<a href="https://internetofspice.com/product/cumin-whole/">クミン(ホール)</a>
小さじ1
<a href="https://internetofspice.com/product/poppy-seed/">ポピーシード</a>
40g
<a href="https://internetofspice.com/product/coconut-fine/">ココナッツファイン</a>
スパイスB
1/2本
<a href="https://internetofspice.com/product/cinnamon-stick/">シナモンスティック</a>
3粒
<a href="https://internetofspice.com/product/cardamom-whole/">カルダモン(ホール)</a>
カレーリーフ
10枚
スパイスC
1/4
<a href="https://internetofspice.com/product/turmeric-powder/">ターメリック(パウダー)</a>
小さじ1/2
\メタ・バラッツの/               決め手のひとつまみ
フェンネル(ホール)

フェンネル(ホール)

¥898(税込)

チェティナード料理を象徴するスパイス。甘く青みのある芳香が鶏肉の旨味を立たせ、ココナッツファインのコクとポピーシードのとろみに清涼感を通す。クミンやカルダモンと並んでも輪郭が消えず、クルマの濃厚さに軽やかな抜けを与える。代替の利かない中心軸となる。

作り方

1

手順 1: 温めた鍋に油を入れ【ウエットペースト用材料】のを入れる。順番は ①油、②にんにくと生姜、スパイス、ナッツ、ダール、青唐辛

温めた鍋に油を入れ【ウエットペースト用材料】のを入れる。順番は ①油、②にんにくと生姜、スパイス、ナッツ、ダール、青唐辛子、③ココナッツファイン。
2

手順 2: 鍋から取り出して熱を冷ました後、ブレンダーでペーストを作ります。

鍋から取り出して熱を冷ました後、ブレンダーでペーストを作ります。
3

手順 3: 同じ鍋に油を入れカレーリーフを除くスパイスBを炒める。

同じ鍋に油を入れカレーリーフを除くスパイスBを炒める。
4

手順 4: カルダモンがプクッと膨らんできたら、玉ねぎを加えます。

カルダモンがプクッと膨らんできたら、玉ねぎを加えます。
5

手順 5: 玉ねぎが黄色くなる前に、カレーリーフを加えて炒めます。

玉ねぎが黄色くなる前に、カレーリーフを加えて炒めます。
6

手順 6: スパイスC、塩を加えて炒めます。

スパイスC、塩を加えて炒めます。
7

手順 7: ブレンダーにかけたウェットカレーペーストを加えて炒めます。

ブレンダーにかけたウェットカレーペーストを加えて炒めます。
8

手順 8: 良く混ざったらトマトを加え水分を飛ばし、チキンを加えます。

良く混ざったらトマトを加え水分を飛ばし、チキンを加えます。
9

手順 9: 肉の表面に火が通ったら水を少しずつ加えます。煮立ったら弱火にして12-15分ほど煮ます。

肉の表面に火が通ったら水を少しずつ加えます。煮立ったら弱火にして12-15分ほど煮ます。

出来上がり

チェティナードチキンクルマのレシピ|濃厚な南インドのカレー の完成写真

お皿に盛りつけて完成です。是非試してみて下さいね!

よくある質問

Q.クルマとはどんなカレーですか?
A.北インドでは「コルマ」と呼ばれる、ナッツやヨーグルトを使ったリッチで濃厚なカレーの総称です。新宿中村屋の「コールマンカレー」もこの系譜にあります。発祥はラクナウで、当時のインドではナッツが希少だったため、貴族や王族のための料理という位置付けでした。今回のレシピはそこに南インドのチェティナード地方のスパイス使いを掛け合わせています。
Q.ポピーシードはどんな役割ですか?代用は可能ですか?
A.ポピーシードはとろみとナッツのような甘い香り、そしてペーストにまろやかさを与える重要な素材です。北インドの濃厚カレーには欠かせません。手に入らない場合はカシューナッツを少し増やすか、白ごまで代用できますが、香りはやや変わります。ポピーシードならではのコクは、別格ですので、ぜひ本物で試してみてください。
Q.ココナッツファインは何のために入れますか?
A.ココナッツファインはチェティナード料理の象徴とも言える素材です。南インド・タミルナードゥの内陸地域チェティナードでは、ココナッツを乾燥させた状態で常備しており、ペーストに混ぜることで甘い厚みと白っぽい色味、独特のコクを生み出します。今回のクルマはこのココナッツの存在で「北の濃厚さ」と「南の風味」が結びついています。
Q.辛さは調整できますか?
A.青唐辛子4〜5本がスパイシーさの中心になっています。マイルドにしたい場合は青唐辛子を2本に減らしてください。クルマはもともと辛味よりも香りとコクを楽しむ系統のカレーですので、辛さを抑えても料理の本質は損なわれません。レッドペッパーは入っていないレシピですので、辛さの調整は青唐辛子と相談する形になります。
Q.ホールスパイスは取り除いて食べますか?
A.シナモンスティックやカルダモン(ホール)は香りを油に移すために入れているもので、食べてもかまいませんが、噛むと強い香りが出ます。気になる方は盛り付け時に取り除いてください。家庭では「当たった人がラッキー」とそのまま提供することも多いです。カレーリーフは食べられますが、繊維質ですので好みが分かれます。
Q.保存はどのくらいできますか?
A.粗熱を取って冷蔵庫に入れれば翌日も美味しく食べられます。ココナッツとナッツが入る濃厚系は時間が経つと味が馴染んで、むしろ翌日のほうが深みが出ます。長期保存したい場合は小分けにして冷凍するのがおすすめです。再加熱の際は焦げやすいので、少量の水を足しながら弱火でゆっくり温めてください。
Q.どんな主食と合わせるのが本場流ですか?
A.チェティナード地方ではパロタという小麦粉の薄焼きパンや、ドーサと合わせることが多いです。家庭ではバスマティライスやジーラライス(クミンライス)と合わせるのも王道です。クルマはソースが濃厚ですので、米でもパンでもしっかり受け止めてくれる主食が合います。仕上げに刻んだコリアンダーリーフを散らすと香りが立ち上がります。