世界で1番簡単なスパイスカレーのレシピ|30分・4種で完成
このレシピの要点
スパイスカレーとは、市販のルウやカレー粉を使わず、単体のスパイスを組み合わせて作るカレーのこと。このページは、スパイスカレー初心者向けにアナンスパイス3代目代表メタ・バラッツが開発した「30分で作れる本格スパイスカレー」のレシピ。スーパーで揃う材料(とり肉・玉ねぎ・ニンニク・生姜・トマト・ヨーグルト)で、家庭で本格インド料理が完成します。
- スパイス
- 4種
- 工程
- 7つ
- 所要時間
- 30分
- 分量
- 4人分
道具は大きめのフライパンか鍋と、へらだけ(木製は色が付きやすいので、気になる方はプラスチック製でも OK)。
「世界で1番簡単な、スパイスカレーのレシピ」のポイントは3つ。材料はスーパーで買えるものだけ、スパイスは4種類で全て小さじ1、約30分で完成。世界一簡単でも、味は本格的です。
単品で長く使うなら基本のスパイスセット(4種類)でも同じ4種が揃います。
工程表(保存版)
世界で1番簡単なスパイスカレーの材料と分量は?(4人分)
※本レシピは実際に試作・検証の上、家庭で再現しやすい配合に調整しています。
とりもも肉(一口大の大きさ) 400g | ||
トマト(粗みじん) 1つ(フードプロセッサーでもOK) | ||
玉ねぎ(粗みじん) 1つ(フードプロセッサーでもOK) | ||
にんにく(おろし) 大さじ1(約2かけ。チューブでもOK) | ||
しょうが(おろし) 大さじ1(チューブでもOK) | ||
プレーンヨーグルト 100g(混ぜて溶いておきます) | ||
油 大さじ3 | ||
水 200ml | ||
小さじ1 | ![]() |
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小さじ1 | ![]() | |
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クミン(ホール)。最初の油で粒がパチパチ弾けるまで待つ、それだけで「カレーらしい香り」の大部分が立ち上がります。このセットは、その4種を3回分まとめたものです。
世界で1番簡単なスパイスカレーの作り方は?
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1
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油(大さじ3)をひき、クミン(ホール)を加えて、火を付けます。 火加減:強火 時間:1~2分間(クミンがシュワシュワ→パチパチするまで) この工程は「テンパリング」と言われます。 |
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2
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クミンがパチパチしたら、玉ねぎを入れて炒めます。 火加減:強火 時間:6~7分間(玉ねぎが茶色になるまで) |
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3
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玉ねぎが茶色になってきたら、ニンニクと生姜を入れます。 ※少し焦げても気にせずに! 火加減:中火 時間:1~2分間(ニンニクと生姜から香りが出るまで) |
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4
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ニンニクと生姜から香りが出たら、トマトを加えます。 火加減:強火 時間:2~3分間(トマトの形がなくなるまで。少し水分あってOKです。) |
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5
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トマトの形がなくなったら、パウダースパイス(コリアンダー、ターメリック、レッドペッパー)と塩を加えしっかり炒めて、水分を飛ばします。 火加減:強火 時間:2~3分間(全体がねっとりするまで) これを「カレーペースト」と言います。 |
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6
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とり肉とヨーグルトを加え、火を通します。 火加減:強火 時間:3~4分間(肉の表面に火が通るまで) |
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7
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水を加えて、弱火で煮ます。 火加減:弱火 時間:8~10分間(少しねっとりするまで) |
出来上がり
お皿に盛りつけて完成です。是非試してみてくださいね!
よくある質問
- Q.本当に30分で完成しますか?
- A.玉ねぎを炒める6〜7分、煮込みの8〜10分など、各工程の時間が明示されているため、初めての方でも30分程度で仕上がります。火加減と工程ごとの目安を守ることが重要で、特に玉ねぎが茶色になるまで炒める工程を端折らないと、家庭でも本格的な味になります。
- Q.使うスパイスは何種類で揃いますか?
- A.クミン(ホール)、コリアンダー(パウダー)、ターメリック(パウダー)、レッドペッパー(パウダー)の4種類のみです。全て小さじ1ずつ。一式まとめて揃えるなら世界で1番簡単なスパイスカレーが作れるセットなら、4種が3回分まとまっているので迷わず始められます。
- Q.クミンシードを焦がしてしまった時はどうすればいいですか?
- A.クミンが黒くなるほど焦げると苦味が出てしまいます。テンパリングではフライパンに油とクミンを入れてから火を付け、シュワシュワからパチパチに変わった瞬間に次の工程へ移るのがコツ。万一焦げた場合は思い切ってスパイスを取り除き、新しいクミンでやり直すと失敗しません。
- Q.辛さはどのくらいで、調整は可能ですか?
- A.レシピ通りなら中辛より少し控えめの仕上がりです。辛さはレッドペッパーの量で自在に調整できます。控えめにしたい時は半量や抜きでも成立しますし、刺激が欲しい時は仕上げに振りかけても香りが立ちます。コリアンダーとターメリックの比率は変えずに、辛味だけ動かすのが綺麗にまとまるコツです。
- Q.鶏肉以外の具材でもアレンジできますか?
- A.豚肉や牛肉、ラム肉、エビや白身魚、じゃがいもやひよこ豆など何でも応用できます。素材によって煮込み時間を変えるのがポイントで、根菜は長めに、魚介は短めにすると食感が崩れません。ベースのカレーペーストさえ作れれば、具材を入れ替えるだけで毎週違うカレーが楽しめます。
- Q.余ったカレーの保存はどうすればいいですか?
- A.粗熱を取ってから清潔な保存容器に移し、冷蔵庫または冷凍庫で保存してください。冷凍する場合は1食分ずつ小分けにすると解凍時に味が落ちにくくなります。再加熱の際は鍋に少量の水を足し、弱火でゆっくり温め直すと、煮込み直後のような香りが戻ってきます。
- Q.カレー粉やルウから作るカレーとは何が違いますか?
- A.カレー粉は複数のスパイスを最初からブレンドした完成品、ルウはそこに油や小麦粉を加えたものです。本レシピは個別のスパイスを順に使うため、香りが立体的でクミンの香ばしさ、ターメリックの土っぽさ、コリアンダーの爽やかさが層になって感じられます。初心者でもスパイスから作る体験ができるのが魅力です。
なぜ「世界で1番簡単」なのか — ぜんぶ「1」の設計
このレシピの分量をあらためて眺めると、あることに気づきます。玉ねぎ1個。トマト1個。にんにく大さじ1。生姜大さじ1。スパイスはそれぞれ小さじ1。塩も小さじ1。ほとんど「1」だけでできているのです。覚える例外は油大さじ3と水200mlくらい。だから2回目には、もうレシピを見ずに作れます。「簡単」の正体は工程の少なさだけではなく、思い出せる設計にあります。
4種のスパイスを、1人ずつ紹介
たった4種ですが、役割ははっきり分かれています。顔と名前を覚えると、他のレシピを読む目も変わります。
- クミン(ホール)……香りの主役。最初の油に粒のまま入れて香りを移します。あの「カレーらしい香り」の大部分はこの一粒です。
- コリアンダー(パウダー)……香りの面積を広げる土台役。角がなく、少し多くても破綻しない懐の深さがあります。
- ターメリック(パウダー)……黄金色と土台の係。ただし多いと苦くなるので、規定量を守るタイプです。
- レッドペッパー(パウダー)……辛味の専任。量がそのまま辛さになります。減らしても抜いても、カレーとして成立します。
それぞれの来歴や使いこなしはスパイス図鑑(全26種)で、配合の考え方はマサラの設計図で読めます。
2皿目からの文法 — 何を変えると、何が変わるか
このレシピが作れたら、次はレシピを増やすのではなく、変数を知るのがおすすめです。動かせるつまみは、実は3つしかありません。
- 具材を替える……鶏→牛・ひき肉・魚・豆。変わるのは火の通し方と時間だけで、工程の骨格はこのレシピのまま。基本のビーフカレーや基本のフィッシュカレーがその実例です。
- ベースを替える……ヨーグルトをココナッツミルクにすれば南の顔に、トマトとバターを増やせばバターチキンの顔に。ベースの液体がカレーの人格を決めます。
- 水分を替える……水を減らして煮詰めればキーマのようなドライ型に、さらに絞ればサブジ(炒め蒸し)に接続します。カレーと炒め物は地続きです。
作るたびに「いま何の変数を動かしたか」を意識すると、上達が段違いに速くなります。
その先へ — スパイスカレーの階段
実はこのレシピで、あなたはもうテンパリング(油で香りを開かせる技法)を体験しています。最初の油に入れたクミンがそれです。手順そのものはテンパリングの技法ガイドにまとめました。ここから先は一段ずつ。油の中ではじけるマスタードシードを覚え、カルダモン・シナモン・クローブの甘い香り組で煮込みに奥行きを与え、仕上げのガラムマサラへ。手札が8種になると、ダールもビリヤニも射程に入ります。体系立てて学ぶならマサラ香科大学へ。このレシピはその「1時間目」です。
もっと深く学ぶ・楽しむ
料理教室の収録動画(50分)
このレシピをメタ・バラッツが実演した、オンライン料理教室の特別版です。玉ねぎの色の見極めや火加減の変え方は、動画で見るのがいちばん早いです。


読者の体験記(4件)
このレシピを実際に試した方の体験記です。5歳の親子から料理をしない大人まで、初めてでも完成しています。








































