海老ラッサムのレシピ|ピリ辛さっぱり南インドの出汁スープ

レシピ考案:(アナンスパイス代表)
撮影・編集:Internet of Spice
公開日:2022.12.14
最終更新日:2026.05.22

ラッサムとは南インドでよく食されているスパイスの効いたスープのようなものである。今回はそれをアレンジして海老の風味を効かせた海老ラッサムにしてみた。夏や暑い時期にぴったりなレシピになったと思います。爽やかな辛さがちょうど良いラッサムスープ、カレーのお供にも、一品としても、スープとしても、いろいろな場面で作れるメニューです。


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海老ラッサムの材料と分量は?(4人分)

※本レシピは実際に試作・検証の上、家庭で再現しやすい配合に調整しています。

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食材
海老
8尾
1枝
カレーリーフ
トマト(ざく切り)
1個
50g
トゥールダール(キマメ)
1リットル
パクチー(ざく切り)
1束
青唐辛子(スリット)
1本
タマリンド
50g
ぬるま湯(タマリンド用)
1カップ
水(出汁用)
500ml
にんにく(みじん切り)
1片
玉ねぎ(みじん切り)
大さじ1
生姜(千切り)
1片
小さじ1.5
ヒマラヤピンク岩塩
大さじ1
スパイスA
小さじ1
ブラックペッパー(ホール)
小さじ1
クミン(ホール)
大さじ1
コリアンダー(ホール)
スパイスB
小さじ1/2
ターメリック(パウダー)
小さじ1
カシミリチリ(パウダー)
小さじ1/2
レッドペッパー(パウダー)
スパイスC
小さじ1
マスタード(ホール)
1本
レッドペッパー(ホール)
\メタ・バラッツの/               決め手のひとつまみ
マスタード(ホール)
マスタード(ホール)
¥898(税込)

海老ラッサムの輪郭を決めるのはマスタード(ホール)。油でテンパリングして弾けさせた瞬間に立ち上がる香ばしさとほのかな苦みが、海老の甘みとタマリンドの酸味を引き締め、スープ全体に南インドらしい土台を作る。クミンやレッドペッパーの辛味と熱を、揺るがぬ芯で受け止める要のスパイスである。

海老ラッサムの作り方は?

1

手順 1: トゥールダールは洗って、水(分量外)に約30分ほどつけておく。また、タマリンドはぬるま湯につけておき、揉み潰すようにして

トゥールダールは洗って、水(分量外)に約30分ほどつけておく。また、タマリンドはぬるま湯につけておき、揉み潰すようにしてタマリンド水を作っておく。
2

手順 2: 海老の殻を剥き、背わたを取り、海老の殻を出汁用の水に入れ熱し、出汁を作っておく。カレーリーフ の枝もあれば加えておく。

海老の殻を剥き、背わたを取り、海老の殻を出汁用の水に入れ熱し、出汁を作っておく。カレーリーフ の枝もあれば加えておく。
3

手順 3: スパイスAをフライパンで乾煎りして香りを立たせ、冷ましてからミルサーなどでパウダーにしておく。

スパイスAをフライパンで乾煎りして香りを立たせ、冷ましてからミルサーなどでパウダーにしておく。
4

手順 4: トゥールダールを鍋に移し水を加え煮込んでいく。トゥールダールがとろとろになってきたら、トマト、刻んだパクチー、スパイスA

トゥールダールを鍋に移し水を加え煮込んでいく。トゥールダールがとろとろになってきたら、トマト、刻んだパクチー、スパイスA、スパイスB、塩、カレーリーフ、青唐辛子を加えて煮込む。
5

手順 5: タマリンド水、海老の殻でとった出汁を加えさらに一煮立ちさせる。

タマリンド水、海老の殻でとった出汁を加えさらに一煮立ちさせる。
6

手順 6: 海老を加え火を通す。火を通しすぎないように注意。

海老を加え火を通す。火を通しすぎないように注意。
7

手順 7: 別のフライパンに油を加えスパイスC、にんにく、玉ねぎを加え熱し、油ごと鍋に加える。

別のフライパンに油を加えスパイスC、にんにく、玉ねぎを加え熱し、油ごと鍋に加える。

出来上がり

海老ラッサムのレシピ|ピリ辛さっぱり南インドの出汁スープ の完成写真

お皿に盛りつけて完成です。是非試してみて下さいね!

よくある質問

Q.ラッサムとはどのような料理ですか?
A.ラッサムは南インド、特にタミル地方で日常的に飲まれているスパイスたっぷりのスープです。タマリンドの酸味、ブラックペッパーの辛味、トマトの旨みが基本構成で、食欲が落ちる暑い時期に体を整える役割もあります。今回は海老の出汁を加え、より旨み豊かな一杯に仕上げました。
Q.タマリンドはどう扱えば良いですか?
A.ブロック状のタマリンドは、ぬるま湯に10〜15分浸して柔らかくし、手で揉みほぐして繊維を取り除きながらタマリンド水を作ります。種が混ざる場合は濾してから使ってください。爽やかな酸味は梅干しに通じる部分があり、ラッサムの輪郭を作る要となります。
Q.トゥールダールはどう使う豆ですか?
A.トゥールダール(キマメ)は南インドでもっとも親しまれている豆のひとつで、煮込むととろっとした口当たりになります。ラッサムでは煮汁ごと使い、スープにコクと自然なとろみを与える役目を担います。事前の浸水で煮上がり時間がぐっと短縮できます。
Q.ホールスパイスを乾煎りする理由は何ですか?
A.コリアンダー(ホール)クミン(ホール)を乾煎りすると、油分を含む種子がふくらみ、奥に眠っていた香りが一気に立ち上ります。冷ましてから粉にすることで、揮発成分が逃げにくくなり、できたてのスパイスミックスならではの新鮮な香りが楽しめます。
Q.海老の出汁を取るときのポイントは?
A.海老の殻と頭は、洗ってから水に入れて弱火でゆっくり加熱します。沸騰させ続けるとえぐみが出やすいので、ふつふつする程度をキープし、アクを取りながら15分ほど煮るのが目安です。香り付けにカレーリーフの枝を一緒に入れると、南インドらしい風味になります。
Q.テンパリング(油でスパイスを熱する工程)の役割は?
A.南インド料理ではこの仕上げを「タドカ」と呼びます。熱した油でマスタードシードや赤唐辛子を弾けさせ、香りを油に移してからスープに注ぐことで、一口目に強烈な香りが立ち上る仕掛けになります。油ごと加えるのが鉄則で、香りの輪郭が一段と引き締まります。
Q.ラッサムは単体で飲むのとライスにかけるの、どちらが美味しいですか?
A.両方が正解です。さらっと飲めばスープとして食欲を呼び起こし、温かい白米やバスマティーライスにかければ「ラッサムサーダム」と呼ばれるご飯料理になります。カレーとの組み合わせで食卓に並べれば、酸味・辛味・旨みのコントラストで食事全体のリズムが整います。